こんにちわ。
寒いのが苦手なくせに、南極ガイド7年目になるSHIHOです。
そう!南極!あの南極!!
人生に一度は行ってみたいですよね。
今回は、南極7年通算24回訪問した、南極ガイドSHIHOが想う、「南極に訪れたい5つの理由」を、ご紹介させて下さい。
1、地球最後の秘境
南極に行くというのは、まるで、宇宙に行くかのような感覚ですよね。
何か想像ができない、そんな魅惑の地、南極。
南極は壮大です。
そして、そんな想像を絶する美しさには毎年、毎年感動させられます。
今でも、覚えいるのは、一番最初の年に南極に行った時。目を覚まして、窓を開けると、青い海が広がる中、真っ白な氷が一面に浮かび、氷山がひろがるあの風景の美しさ。地球上にもまだこんなに綺麗な場所が残っていたのかと、とにかく感動させられます。
そして、もちろん上陸する南極には誰も人間はいません。ペンギンやアザラシの方が多いのです。
目を閉じると、そこは氷が溶ける音、ペンギンの鳴き声、波の音、風の音、自然そのものの音しか感じられません。
世界のどこに行っても、もう人間が踏み入っています。
しかし、南極だけはまだまだ人間がほぼ立ち入っていない未開の地域なのです。
そんな魅惑の地、南極は最後の楽園でもあり、最強のパワースポットでもあり、そして地球最後の秘境でしょう!
宇宙に行くような異界の地、南極にいるという奇跡の感覚にどっぷりと浸ってみて下さい♪ 現実社会に戻ってから、しばしは夢心地な感覚に陥ります。
2、自然を愛すようになる
南極には何があるのか?
何もないです。あるのは、雪と氷とペンギン。ただただ白く綺麗な世界。
人類が足を踏み入れていない地球に残された最後の楽園です。
いつも船からおりて、この人間社会に戻ると不思議な感覚に陥ります。
どうして人がこんなに多いのか?
どうして夜なのに明るいのか?
どうして、車、エレベーター、飛行機、命ないものが動いているのか?
アスファルトだらけの、この人間の手で作られた世界を不思議で仕方なく感じるのです。
南極から帰ると、この現代社会に違和感を覚えると共に、あの美しい自然を汚してはならないという想いが芽生えます。
南極観光は、南極に対する私達の意識の向上や、環境学習の興味にもつながるのです。
3、憧れのペンギンに会える
南極はペンギンの楽園でもあります。飛べない鳥と言われる、鳥らしからぬペンギン。陸地を二本足でヨチヨチ歩きする、あの姿は愛らしくて仕方ないですよね。
「ペンギンを生で見に来た!」「ペンギンに会いに来た!」というお客様も少なくはないです。
そして、動物園の囲いの中で見るペンギンではなく、自然の!生の!ペンギンが間近で見れます。
南極条約のため、最低5mは距離を置き、絶対に触らないように気をつけないといけませんが、それでも迫力あるペンギンが必ず見れるはずです。
ちなみに、ペンギンが向こうから近づいてくる分には、不可抗力なので5mルールは例外として大丈夫です。気づいた時点で距離をとらないとですが、、
私は、南極の海辺の雪の上で寝ていたお客さんのお腹の上をペンギンが登ってきた、とう現場を目撃したこともあります!
それくらい身近にペンギンが見れます。
もちろん、ペンギンだけではなく、クジラや、アザラシ、シャチ、海鳥などの野生生物が見られるのも魅力です。
憧れのペンギンを生で見られる南極、いかがでしょうか?
4、すごい写真が撮れる
先ほども、あげたように南極の自然のレベルは私達の想像を絶するレベルで美しく、ペンギンを始めとする野生生物が自然の中で堪能できます。
お客さんは写真好きの方は多く、バズーカー砲のようなレンズのカメラで集合時間ギリギリまで撮影に集中されます。とはいえ、私はそんな効果なカメラを持っていないので、Iphoneでの撮影ですが、それでもいい写真が撮れます。
このブログに載せているほとんどの写真は私が撮影したものです。そしてiphoneで撮影した写真がほとんどです。
いい写真が撮れないはずがない!それが南極です。
ちなみに、先シーズン載っていたお客様は日本に帰国されてから、南極の写真展を出していらっしゃいました。ちなみに、もちろん、このお客さんはプロの写真家ではありません。
私のインタグラムもご参考までに♪
https://www.instagram.com/shihosparklehooper/
5、面白い人に出会える
南極に行くと必ず、面白い人に出会えます。実際、南極で普段の私の生活では出会えないような魅力的な方々とたくさん知り合うことができました。
南極で働いている人、そしてお客様はとても自由な感覚、価値観を持っている人たちです。
一緒に働いている仲間は、70日間北極をキャンプしてカヤックで回ったニュージーランド出身のアウトドアガイドさん。亜南極サウスジョージア島、グリフィケンの5名しか駐在員がいない島で2年過ごしたスコットランドの歴史家女子。南極北極の極地専門ガイドとして、一年のほとんどを船で過ごす、アメリカ出身、ノルウェー出身のカップル。世界一周バードウォッチングした鳥博士。などなど、とても魅力的な方達ばかりです。
お客さんも、北朝鮮や僻地を旅するのが大好きな20代後半青年。20代で世界100各国旅した高校の先生。テレビの撮影に来られた撮影隊のお客様。会社の社長さんや、お医者さん。世界一周ドローン片手にハネムーンをした、今を時めく映像クリエイターの方にも出会えました。南極にいらっしゃる方は、いい意味で、とても個性的な方が多いです。
そして、そういった方々と旅をできるのは、とても刺激をもらえます。
私は人との繋がりや出会いは財産だと思っています。
たくさんの方と話しをすることは、自分の人生観や、価値観にも影響します。
魅力的な生き方をしている人に、南極で出会って日常にはない刺激をもらえます!
まとめ
いかがだったでしょうか?
私が想う南極に訪れたい5つの理由は
1、地球最後の秘境
2、自然を愛すようになる
3、憧れのペンギンに会える
4、すごい写真が撮れる
5、面白い人に出会える
↑です。皆さんも次回の旅は南極にしてみてはどうでしょうか?